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墓地の費用というのは､大きく3つに分けることが出来ます｡
｢永代使用料｣｢墓石の価格｣｢管理費｣の3つです｡
まず最初の永代使用料というのは､簡単に言うとお墓を建てる場所を確保するということです｡

ですが土地を買うのではなくて､墓地や霊園から永代使用権を取得する権利を買うということになります｡
土地を購入したわけではないので､売買を行うことは出来ません｡
永代使用料は東京23区の0.8区画で135万円､埼玉県1.5区画で31万円･千葉県0.9区画で27万円となっています｡

あくまでも相場になるので､きちんと確認するようにしましょう｡
次に墓石の価格というのは､墓石の石材費そのものの値段ということになります｡
石の種類やﾃﾞｻﾞｲﾝ･大きさなどによっても､かかる費用は異なります｡
墓石の価格も区画面積によって､異なってきます｡

0.8区画では､110万円から170万円･1.5区画では140万円から360万円となっています｡
凝ったﾃﾞｻﾞｲﾝや付属品が多く必要な場合は､もちろんこれ以上の費用がかかることとなります｡
最後に管理費ですが､墓地の共有部分の清掃や維持をする為の費用となります｡

管理費を払っているからと言って､自分のお墓を綺麗に清掃してくれるというわけではありません｡
管理料の支払い方法は､各霊園などによって異なるので事前に確認しておくようにしましょう｡
分割ではなく､5年ごとの一括払いとなっているところも多くあります｡

管理費は東京の23区で年間約1万円前後､千葉や埼玉などでは5千円程度となっています｡
これだけを見てもわかるように､墓地の値段というのはこの3つの価格が合さったものとなります｡
東京23区の0.8区画を購入するとなると､単純計算をしても250万前後は必要となることになります｡